【レポート】高城れにさん（ももクロZ）×川上アキラさん（ももクロZマネージャー）×真利子哲也監督トークショー！
遅ればせながら、2/16（木）に行われた高城れにさん（ももいろクローバーZ）×真利子哲也監督×川上アキラさん（ももクロZマネージャー）のトークショーをレポート！
高城れにさんが登場するとあって、紫のサイリウム持参のファンで埋めつくされた場内は、ゲスト登場とともに大歓声！まずは、一人ずつ自己紹介。客席からの声援に応えるように、高城れにさんはおなじみの「れにれに体操第一いくぞー！」でスタート。なんとこの日は『行くぜっ！怪盗少女』の衣装＋新曲『猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」』の帽子をかぶっての登場でした。
真利子監督、高城さん、川上さんの自己紹介が終わり、川上さんが突然アドリブで「それでは、３人合わせて！」。すかさず高城さんが「週末ヒロイン！」と続けると、客席からは「きょうは平日！平日！」とレスポンス。照れて微笑んだ高城さんがあらためて「平日ヒロイン！ももいろクーバー〜」、と続け、なぜか「Y（わーい）！」と締め。高城さん、川上さん、そして真利子監督の3人で、ももいろクローバーZならぬ、「ももいろクローバーY」いう新たなグループが誕生!? その後、「なんでYなの？」という川上さんのツッコミに「Yの方が縁起がいいかなって思って」と答える高城さん、さすがです。さて、本題の映画についてのトークに入っていきます。
「トークショー後、舞台上での1枚」左から川上さん、高城さん、真利子監督
○「ももいろクローバー」（当時）を起用した理由について
真利子：もともとはアイドルグループに詳しくはなかったので、全てのアイドルをみて出演者を探すくらいの気持ちでいたんですが、一番最初にももいろクローバーのライブを見にいって、出てきた瞬間にもう「この子たちしかいない」と惚れ込んでしまったんです。
○最初に「NINIFUNI」というタイトルと脚本を渡されてどう思いましたか？
高城：最初は全然よく分からなくて。撮ってる最中もよく分からなかったんですけど（笑）。でも映画を観たときは、言いたいことは何となく分かりました。まとめますと、今、私が過ごしている時間と監督が過ごしている時間とみんなが過ごしている時間はＮＩＮＩＦＵＮＩだぜっていうことですよね！（「うまい！」と会場から拍手）
○この出演、よく引き受けていただけましたよね。
川上：営業の人間を通して話を聞いていたんですけど、あらすじを聞いても全く見えない（笑）。 ホン（脚本）を読んでも、まだ「ん？」という感じだったんですが、この世界観に入れていただけるのが…何よりも「僕たち」、いや「ももいろクローバー」として…（「僕たち」なんて）あ、鼻が高くなっちゃったよ！
高城：あ！天狗さんですか！
川上：いやいや…、でも本当にその世界に参加させていただくというのは映画の醍醐味です！
真利子：作る方としても、ももクロに惚れ込んだので、下手な映画にしたくないという気持ちでプレッシャーになってたんですよ。ライブを見て惚れ込んだというのがあるので、なるべくステージに近い形で映画に入れようと思いました。あくまで映画の中でのももクロではありますが、それはそれとして皆に喜んでもらえたということで、良かったです。
川上：できた映画から、カットごとに、愛情をすごく感じました！
○撮影中は・・・
真利子：撮影が去年の１月末なので、すごく寒い時期でした。それで怪盗少女の衣装だったので心配でした。どうでした？
高城：初めて寒さで頭が痛くなりました。でも楽しくて。それでいい作品ができたなら、良かったなって思います。
真利子：画を見てても寒さを感じさせないです。カメラをまわすといつものももいろクローバーになって、本当にすごいなって思いましたね。
○最後にこれから映画を観るみなさんへ一言
真利子：観る前には意味とか考えずに何も期待しないで観るほうが楽しめると思うので、一度頭を空っぽにしてもらって、映画を楽しんでもらえたらと思います。
川上：僕、３回観させていただいているんですけど、その都度考えたりすることが違ってくる。自分のなかでも不思議な作品だなとぁ思います。ぜひ初めての方も楽しんでいただけたらなと思います。
高城：観終った後には、作品の意味を考えてください。世の中には意味のないことなんてないということがよく分かる映画だと思うので、その意味を観終わったら深く考えて、これからのももクロＺのライブとか生活に活かしてください！
「私たち、平日ヒロインももいろクローバーY！」
『NINIFUNI』金沢シネモンド、沖縄・桜坂劇場での上映は、いよいよ5/18（金）まで！
5/19（土）より大分シネマ５、5/26（土）静岡シネ・ギャラリー、6/9（土）シネマ尾道、7/9（月）爆音映画祭＠吉祥寺バウスシアター、札幌シアターキノ（近日）、他全国順次ロードショー！
